* 写真と本文にはまったく何の関係もありません。
縁あって、海外で仕事をしているわけですが、決して英語が得意なわけではありません。
海外プロジェクトの準備のための部署に配属になる前の最新のTOEICは290点でしたw
一応そこから英語の勉強を始め、英語のドキュメントを読み、英語でメールを書き、何とか異動後2ヶ月、前回のTOEICから1年で390点になりました。
しかし、それでも390点ですw
そしてそんな点数でハノイにやってきましたw
何が言いたいかというと、自分が思っているより、何とかなるということと、ちょっとしたコツがあるということです。
①主語と動詞に意識を集中する。(無理に全部の単語を聞き取ろうとしない)
②相手の言っていることが分からなかったら、自分から発言する。
③知らない単語は別の言葉に置き換える。
④日常会話なら知っている単語を並べればいい
そして勉強法というか、訓練法ですが
⑤単語は頑張って覚える。
⑥前後のつながりのある文章を読み書きする。
①主語と動詞に意識を集中する。
大事なことなのにあまり言われません。
英語は基本的に一つの文を構成する重要な動詞は一つです。
動詞が複数ある場合は主語や目的語を補足しているだけで、その文章のメインではありません。
とにかく英語の基本形は
A is B
A do (B)
しかなく、他の言葉は全てA/動詞/Bを修飾する、まさに飾りでしかないのです。
特に文の軸になる動詞を識別できるかどうかが最も重要です。
②相手の言っていることが分からなかったら、自分から発言する。
はっきり言いますが、相手がどういった単語を並べているか、今でも全てを聞き取れていませんw
なので、リピートができませんw
それでもなんとか会話ができるのは、①の通り主語と動詞だけは押さえているからです。
主語と動詞さえ分かれば、他の単語は聞き損ねてもおおよその意味はわかります。
そして相手の言っていることが分からない場合は、相手が何を言ったか関係なく、自分が欲しい情報だけに絞り込んで、単純な答えで返してもらうのです。
主語・動詞以外に必要な情報があった場合、相手がyesかnoで答えられる質問や、誰?どこ?どれ?どれくらい?で投げかければ、自分の欲しい回答は得られます。
自分が知る必要のない情報、つまり自分から聞き返す必要のない情報は、聞かなくても困りませんw
③知らない単語は別の言葉に置き換える。
しゃべる時のコツは、直訳にこだわらないことです。
特に語彙が少ないうちは、言いたいことを上手に言えません。
知っている単語で似たような意味の文章を構成すれば良いです。
立ち入り禁止はkeep outと訳されますが、keep outは「外にいつづけろ」であり、立ち入り禁止はDo not enterか、never enterでしょう。
でも言いたいことは同じです。
FB転載記事がまさにこの状態ですw
④日常会話なら知っている単語を並べればいい
間違えても致命的にならないシチュエーションなら、文法関係なし!
日本語の文法で英単語を並べても通じますw
ただし、その場合、続けて喋ると通じないので、主語、目的語、動詞を区切って話すことです。
まとめると、単語を覚えて動詞が識別できればどうにかなるということですw
だいぶ英会話の壁が低くなったと思います。
いわゆる「観光地」なら、これで十分ですw
さらにもう一つ。
日本語と同じように肯定文の語尾をあげれば疑問文として通じます。
Do you know 〜?って言わなくて良いんです。
You know 〜?で疑問文として通じます。
〜が会話に出てきた直後なら、You know? だけで良いんです。
なんだったら know? だけでも良いんですw
いちいちbe動詞やdoを前に持ってきて…と考える必要はありません。
⑤単語は頑張って覚える。
こればっかりは最低限の語彙は押さえておかなければいけません。
また、多ければ多いほど表現の幅が広がります。
でも、ある程度の単語を知っていれば、単語を覚えるために覚えるのではなく、知らない単語に出会った時に調べるだけで十分になります。
もっと理解が進めば文脈から知らない単語でもその意味を推測することができるようになるでしょう。
そして、漢字を覚える時に単漢字ではなく熟語で覚えたほうが覚えられるように、英単語も単語ではなく、単純な文章で覚えると覚えやすいでしょう。
⑥前後のつながりのある文章を読み書きする。
そして英語は、勉強も大事ですが、それより大事なのは訓練だと思います。
英単語や英文法をいくら知っていても、ネイティブでない以上、やはり知らない言葉や聞き取れない言葉が出てくることもあり、自分も適切な表現ができないことがあります。
そんな時には先の②と③が必要となってくるのです。
でも、これは英語のテキストをいくら眺めていても習得できません。
必要なのは、文脈のある文章を読むことと、実際に自分で文章を組み立ててみることです。
そしてその際に①の動詞を意識することです。
動詞が識別できれば、単純に前がA、後ろがBです。
日本人が英語ができないのは発音が違って耳が慣れていないからだと良く言われますが、耳だけ慣らしても会話はできません。
何故なら、一つ一つの音だけを聞き取れたとしても、読んで分からないものは、それより速い会話で分かるわけはないし、書けない文章を喋れるわけがないからです。
赤ちゃんが耳から言葉を覚えるのは、思考の基礎となる言語を持っていないことと、そもそも文字を理解できないから音から身につけるしか方法がないだけの話です。
思考の基礎となる言語を持ち、文字を理解できる大人は読み書きから入るべきです。
もちろんそれらと並行して音声教材を活用することは有効ですが、それ「だけ」で習得できるものではありません。
異なる言語は発音だけでなく、思考パターンも違うということを身につけないといけないのです。
基本言語の習得により、思考パターンが出来上がってしまった後では、耳から入る情報だけで言語を習得するのは極めて困難なのです。
思考パターンの組み替えに柔軟な子供のうちはまだいいですが、大人の思考パターンを変えるには訓練しかありません。
それが文脈のある文章の読み書きです。
これを繰り返すことで日常的に使われる文法のパターンが身につきます。
文法のパターンを身につけることが会話についていくために重要なのです。
これが身につけば耳が慣れていなくても次に来る単語の候補が絞られるので推測しやすくなるのです。
まぁ、ぶっちゃけた話、英語力がなくても吹っ切れて度胸がつけば会話は可能ということですw
なので、英語ができないからと言って海外旅行などを躊躇する必要はなく、むしろ英語が苦手だからこそ海外に出た方が吹っ切れると思います。
いつもながら面白い記事に感服いたします(笑)
私の中で、askさんはTOEIC900点です!
290点だったというのは意外ですし、なかなか面白いですね。
自分なら少し見栄を張って2割くらい盛るかもしれません^^;
TOEICはTOEICで高得点を目指したいのですが、700点を取っている人でも英語の仕事は苦労していますからね。
会話のための基礎として英語力は必要ですし、TOEICはその物差しになります。
でも、コミュニケーションという観点から言えば、TOEICの点数が高い/低い=会話力がある/ないではないということです。
特にTOEICは対策本が出ている通り、パターンを身につけることで点数が伸ばせるようなので。
でも一方でパターンを身につけることが悪いことではありません。
英会話自体がパターンのアレンジと繰り返しですから。
問題はテスト対策としてのパターン習得になって、実践で応用できないことです。
そして、英語は言語であり、学問ではなくコミュニケーションの手段です。
実践経験のない英検保持者、TOEIC高得点者よりも、大阪のおばちゃんの方が、外人への道案内は得意だと思いますw
って考えたら、日本人の英語コンプレックスは解消できるんじゃないかとw
正しい発音や文法にこだわれば英語の習得は簡単ではありませんが、コミュニケーションという観点でいえば、意味が通じればいいんですw
言葉が伝わらなければ、身振りや文字や、絵でもいいし、相手の言っていることがわからなければ、知りたいことを聞き返すだけです。
それは海外で自分が英語を使う場合でも、日本で外人を相手にする場合でも全く同じなんです。
日本で外人に道案内ができれば海外旅行はできますw
わはははWWW~
非常に面白く読ませていただきました。実際、的を得ているので
感服いたしました。
”相手の言ってる事をリピート出来ない”
というのは私も苦い経験があります。
オーストラリアに住んでいるときに結婚式を挙げたのですが
牧師さんの読み上げる誓いの言葉をリピートしなければならなかったのですが言ってる事が聴き取れず(オーストラリア訛りの英語なのでなおさらのこと)聞えた通りにデタラメにリピートして誤魔化しました。
なんとかその場は凌ぎましたが後になって式の模様をカセットテープに録音したものを教会が記念にくださったのですねぇ・・・。
再生した私の英語リピートの部分を聞いた時の恥ずかしさ!!!
そして、誓いの言葉の意味も分からず結婚式を終わらせてしまった
ことに、自己嫌悪で失神しそうになりましたっけ。w(-_-;)w
契約書の意味もわからずサインしてしまったようなものですから。
はは、、若気の至りですね。
幸い35年経った今もなんとか離婚せずに続いています。^_^;
英語に関して人に教えられる物は何もありませんが、そんな自分でも海外で生きていけること、どうやって生きているかを伝えることはできますw
日本人は英語が苦手な人が多く、海外に出ることに対して壁を感じている人が多いとおもいます。
でも、英語を習得してからと思っているうちは、いつまでも出て行くことはできないし、むしろ出ないと上達しないよなー、というのが自分の実感ですので、英語なんて自信なくても問題ない、ということを知ってもらいたかったんですw
これは、英語に自信のない人にしか語れないことでありまして、自分の使命と自覚いたしましたw
しかし、結婚式でリピートが必要なら、リハーサルで紙に書いた物欲しいですよねw
まぁ、誓いの言葉は分からずとも愛を誓うことが間違いなければ問題ないでしょう。
まさか契約書のように、係争はどこの裁判所で、と書いているわけではありませんからw
海外経験相当長いのですね。
以前FBのプロファイルも見させていただきましたが、かなりたくさんの引越しをされていながら、カナダ在住が長いことから、国際結婚されたのかなーとか思っております。
笑^_^;
夫はオリジナルは日本人です。
私達は仕事の関係であちこち移動が続きましたが
23年前シンガポール滞在時にカナダの永住権を申請→取得してからはカナダに住み続けているというわけなんです。
娘は前回(86~89)のカナダ在住時に出生したので自動的にカナダ国籍を得ました。夫も20年くらい前にカナダの市民権を得ました。私だけが日本人のパスポート所持で頻繁に放浪の旅をしています~。(~_~;)
いつか宝くじでも当てたら北海道に帰って老後を暮らしたい、などと叶わぬ希望を持っています。それほどに北海道が好きです。♡
そうでしたか
永住権取得って、よく知らない者からするとなんかかっこいいですw
ちなみに日本のパスポートは、観光などの短期滞在であれば、193もの国にビザなしまたは、到着時にビザが取得できる、ほぼ最強のビザです。
ご家族での旅行であれば、誰かしらのビザ申請は必要になるでしょうけど、ご自身だけであれば、どこへでもふらっと行けますw
アメリカはESTAがいりますが^^;
日本のパスポートは便利なのでそのまま持っているといいと思います〜(^o^)
北海道は、雪が大変ですが、その広さゆえに都市から大自然までそろっているし、何よりやはり食べ物が美味しいのが嬉しいですね。
蛇足ですが(・。・;
日本のパスポートは最強という認識はあるのですが、所詮よそのお国に居候させて貰っているという感覚なので肩身の狭い思いも伴っています。選挙権も無く政府の意向に反する行いをすればいつ強制送還ともなりかねません。プロテストに参加するのさえも危険です。更に永住権の査証カードは5年ごとに更新なのですがその度に膨大なきっちりとした書類作成が伴います。今はまだなんとか更新できていますがそのうちボケてきたらどーしましょ??という不安もあります。そんなこともあって老後は日本でひっそりと・・・。トいう希望をもっているのですねぇ。(-_-;)汗
ちなみに今月からはカナダもESTA同様のオンラインで事前に取得するビザ・システムがはじまります。よりセキュアーにしないと行けない時代なのですね。日本人も含まれます。ask-evoさんもカナダにオーロラ撮影にいらっしゃる際はお忘れなく~。(・。・;/~
長く住んでいるとそうかもしれないですね…
自分の場合は期間こそ決まっていないものの、帰国を前提とした居住ですから、選挙権がないことも不都合を感じていませんし、レジデンスカードの更新は基本的に会社がやってくれますからね…
個人でとなると大変そうですね^^;
老後も済むのであれば永住権・市民権は得ておいた方が良いのでしょうね。
カナダも事前のオンライン申請が必要になりますか。
手続きは難しくないですが、結局短期滞在でも申請は必要になるのですね^^;
ESTAの場合、費用も安いし手続きも簡単なのに、代行してもらうだけで随分お金がかかりますよね。
代行業者の中には、正規手続きと誤認させて高い手数料を取るページもあるので気をつけねばなりません^^;
オーロラ撮影を計画するときは忘れないようにします^^;
コンニチハ(^^
踏み出す一歩にためらう人への、そっと後押ししてくれるような記事ですね。
海外行という訳でないですが、私もこれまで色んな所でためらって一歩が踏み出せずに現状に落ち着いている事が多々あり過ぎて、そんな事を感じながら記事を拝見しました。
先ずはボディランゲージ力を鍛えるべく、腹芸あたりから入ろうと思いますw
できないからやらないではなく、やらなきゃできないというのを強く実感しておりますw
貯金は、借金を返すより難しんですw
なので、できるできないに関わらずやってみるということは大事なんだなぁ、と
ま、借金も同じで、あまりに無計画すぎるのは問題がありますがw
腹芸では笑わすことができても言いたいことは伝わりにくいと思います。
今なら両手で股を指して、着用していることを示して安心させてあげるのが良いのではないかと思います。