K-1 with DA15

『太陽の恵み』

『太陽の恵み』 K-1 0827[15 mm 1-1000 秒 (f - 11) ISO 200]

K-1 [15 mm 1-1000 秒 (f – 11) ISO 200]

FAレンズやDFAレンズは公式にFFに対応しています。
が、DAレンズはAPS-C用のレンズです。
中にはFFに対応できるレンズもありますが、あくまで使用可能なことがオフィシャルに確認されているだけであって、解像性能が十分かどうかは別の問題です。
DA*300は対応できるレンズの一つです。これのテストはまた後日。

K-1にはクロップモードを備えていて、APS-Cの画角で撮影するモードを備えているため、これらのDAレンズをAPS-Cサイズで撮影することもできます。
特に広角バカの自分にはFF用の広角単焦点が出ていない今、DA15を使用できることはとても重要です。
(ズームでは15-30や24-70などが出ていますが、ズームは必要ないのに、そのせいで大きく重いため、手を出していません)

 

『トレーナー』

『トレーナー』 K-1 [15 mm 1-250 秒 (f - 5.6) ISO 200]

K-1 [15 mm 1-250 秒 (f – 5.6) ISO 200]

当たり前ですが、クロップモードでは普通通り使用できます。
某ストップがすぐそばにあるため、こうしてトレーナーの姿を時々見かけますw

 

『南国の空』

『南国の空』 K-1 0827[15 mm 1-750 秒 (f - 11) ISO 200]

K-1 [15 mm 1-750 秒 (f – 11) ISO 200]

FFではAPS-Cに比べてセンサーサイズが大きい(投影する像の範囲が広い)ため、ファインダースクリーンの表示倍率はAPS-Cより小さくなっています。
クロップモードを使用すると、その中央部のみを使用するため、APS-Cサイズのスクリーン領域としてはAPS-C機より小さくなります。
K-1を本当に使い切ろうと思うと、やはりFF対応レンズが必要です。

ただ、撮影領域が中央によるため、全体構図を掴みやすくなるので、望遠に比べてピントにシビアでなく、構図がより重要になる広角レンズでは、メリットとも言えなくもないです。
(広角はピントが甘くていいという意味ではないので誤解のなきよう^^;)

 

『K-1 de 光芒』

『K-1 de 光芒』 K-1 0827[15 mm 1-125 秒 (f - 11) ISO 200]

K-1 [15 mm 1-125 秒 (f – 11) ISO 200]

DA15はやはりこの光芒が魅力です。
当たり前ですがK-1でもその魅力は変わりません。

クロップモードでは撮影領域が制限され、データも小さくなります。
そのため、データ転送が有利になるため、連写速度が上がります。
連写自体は自分は重視していないのですが、HDR合成用のブラケット撮影では、動いているものの移動量を小さく抑えられるので、速いことはありがたいです。

 

『空を見上げて』

『空を見上げて』 K-1 0827[15 mm 1-3000 秒 (f - 11) ISO 200]

K-1 [15 mm 1-3000 秒 (f – 11) ISO 200]

クロップモードであれば、DA15は今まで通り使用できますね。
しかもK-1では、ブラケット撮影の最後の設定を覚えていてくれるため、ブラケットモードにするだけで、いつものHDR撮影用の設定になってくれます。

 

『憩いの場』

『憩いの場』 K-1 0827[15 mm 1-1000 秒 (f - 11) ISO 200]

K-1 [15 mm 1-1000 秒 (f – 11) ISO 200]

ホアンキエム湖の周辺です。
すこし雲がかかっているため、光芒はでませんでしたが、普通にHDRとしてのスナップです。

 

『このはしわたるべからず』

『このはしわたるべからず』 K-1 0827[15 mm 1-4000 秒 (f - 11) ISO 200]

K-1 [15 mm 1-4000 秒 (f – 11) ISO 200]

ハノイ観光スポットの一つ玉山祠です。
中にはお堂と巨大な亀の剥製、それから某ストップがありますw
有料ですが、橋を渡るまでは無料です。

ところで、庄屋さんも漢字で書けば良かったのに、と思います。

 

『深夜の散歩道』

『深夜の散歩道』 K-1 [15 mm 1-6 秒 (f - 5.6) ISO 6400]

K-1 [15 mm 1-6 秒 (f – 5.6) ISO 6400]

まだまだSSには余裕がありますが、手振れ補正も安定して良く利いていますね。
近々低速SSでの手振れ補正の検証を行ってみたいと思います。

輝度差の激しい場面ですが、露出も非常に安定していて、イメージ通りです。
K-1を使って最も恩恵を感じているのはK-5IIs比で露出が安定していることと、階調が滑らかで暗部の表現力が増しているように思うことです。

 

『画角比較』

『画角比較』

写り方をまとめてみました。
左上はクロップモードでの撮影。
右上はFFモードでの撮影。
左下はFFモードで撮影し、Lrでトリミング。
右下はFFモードでフードを引き伸ばした状態です。

こうしてみると、クロップではFF換算23mmの画角ですが、FFからのトリミングだと、22mmくらいの画角にはなりそうです。
その際は、フードを引き伸ばさない方が良さそうです。

なお、カメラのクロップモードとトリミングは同じようですが、少々異なります。
カメラのクロップモードでは、切り抜きが中央に限定されますが、トリミングでは切り抜き位置が自由に指定できます。
カメラのクロップモードでは、測光範囲もAPS-Cの範囲に限定されるようです。
また、クロップモードでは切り抜きが中央であるために測距点と画角が一致しており、画角に対してフルに使用できます。

まぁ、あまり大きな違いではないのですが、某巨大掲示板では、「クロップとトリミングは違う」を声を大に叫んで、「トリミングでいいじゃん」派をsageしてpgrしている輩がいるのには困ってしまいます。
データサイズが小さいとか、そのおかげでレスポンスが上がるなど、主に得られるメリットは、得られる画と違うところなわけで、最初からクロップしようが後からトリミングしようが、測距点自体は変わらないわけで、知識をひけらかしてドヤ顔するほどの違いはないんですがね。

一つだけ大きな影響があるとすると、広角での撮影で、トリミング位置を中央から大きくずらすと、パースがついているせいでおかしな画になることがあると言うことぐらいでしょうか。
ただ、広角を大きくトリミングすることは、それ自体が広角の意義を失わせるので、そんな場面はあまりないと思います。
頻繁にある人は最初から標準レンズを使うことをオススメしますw
そもそもそれは大トリミングの話であって、クロップとの比較の問題ではありません。

今日の画像 〜愛すべきお買い得品〜

 

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K-1 with DA15」への11件のフィードバック

  1. こんにちは。
    DA15は12-24を持っている身からすると、どうすっぺかと導入を悩むレンズなのですが、こういった記事を拝見するとやはり揃えておきたくなってきます。
    これまでも散々買おうかどうか悩んでいるのですが、やっぱり資金が貯まったら買っておこうかな。

    新垣結衣さんは2011年の頃は、ちょっとだけふっくらしていたんですねw
    超音波加湿器も多分これ、水分は持っているでしょうけど維持費が大変そうですし、輸入品なんでしょうねw

    • 画角がかぶると悩みますよね。
      DA15を選ぶ時は、コンパクトさと光芒に重きをおくと良いと思います。
      ただ、bluemさんの場合、DA21は持っていますから、さらに微妙な選択になると思います^^;
      DA12-24だと、テレ端でFFカバーできないか気になっているところではありますがw

      2011年のガッキーは、目つき悪いし、葉巻らしきもの吸ってるし、胸を開けていても全然色気を感じないし、まるで別人のプロポーションです。

      加湿器は、値段も安いし、評価も星4つとなかなかなんですけどねw

  2. 「K-1では、ブラケット撮影の最後の設定を覚えていてくれるため」
    これ、K-5IIsも覚えてくれませんでしたっけ? あれれ? 勘違いかなぁ

    • K-5IIsだと、電源を切ると、ブラケット設定が初期設定の0±0.5の3枚ブラケットにされてしまいますね^^;
      ドライブモードを記憶させればいいのかもしれませんが、電源を入れ直した時は、普通に単写モードにしたいので、記憶しないようにしています。

      K-1の場合、ドライブモードを記憶しなくても、最後に使ったブラケット設定を覚えていてくれているので、ブラケットモードを指定するだけで、すぐに0±3の5枚ブラケットが使えます。

  3. クロップモード? そんなのもあるんですねぇ。
    K-1って 私の欲しい機能がいっぱい付いてるような気がします。
    あ、でも軽くないと嫌ですよー。
    「老後はミラーレスで」って思ってるくらいですから。(笑)

    • ペンタックスはもともとずっとFFを出していなかったですからね^^;
      FFサイズのレンズ資産が少ないので、必須ではあります。
      移行を促す以外にも、APS-Cレンズはやはりコンパクトなので、解像度が必要ない時には価値がないわけでもないです。
      2台持ち歩けるならその方がいいでしょうけども。

      重さは残念ながら6Dの方が軽いようです。
      単焦点レンズを組み合わせたシステム重量なら軽くできると思いますが、今の所DFAは軒並み重いので、軽さを求めるならレンズは限られますね^^;

      ミラーレスも悪くないですが、メイン機にはやはり光学ファインダーが欲しいかな。

  4. 個人的な方針によりDA15は処分してしまいました。
    残念だなとは思ってますけど(笑)
    ペンタが今後予定している単焦点には、広角と超広角があったはずなのでそれに期待します。
    電源オフで各種設定を覚えていてくれるのはいいですね。
    ストロボの旧型AF540FGZは設定を覚えていてくれるような気がしてるのですが、FGZIIになると電源オフで全部無かったことになっちゃうんですよね・・・。
    地味に不便です。

    • FF用の広角には期待しています。
      画質とサイズをうまく両立して欲しいですね。

      自分の場合、ブラケット設定を覚えてくれるのは非常に便利です。
      ブラケット≒HDRですから、大変助かりますw

      AF540FGZの実戦投入が一度もありませんw
      K-1になって高感度にさらに余裕ができたので、ますます使う場面がない気がしますw

  5. こんにちは
    クロップモードがあれば、DA15を活かせる道がありそうですね。
    >撮影領域が中央によるため、全体構図を掴みやすい
    D7200にもクロップモードがあるので、イメージはよく判ります。
    確かに、全体構図を掴みやすいですね。
    そうそう、6枚目『憩いの場』のバイクのナンバープレート、「29-K1]ですよ!!

    • DA15は軽量コンパクトで光芒が綺麗なので、クロップしてでも重宝するレンズです。
      でもやっぱりせっかくのFFですから、早くFF対応の広角単焦点も欲しいですね。
      その時、DA15とまではいかなくとも、軽量コンパクトだと嬉しいですね。

      ナンバーは気づきませんでしたw
      K1ですねー

  6. ピンバック: αで夜散歩 | The Stories without Words

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