* 写真と本文にはまったく何の関係もありません。
以前、戯言のなかで、「いらっしゃいませ」と「May I help you?」は違うということを書いたが、やはり違うということをインドで実感したのである。
「いらっしゃいませ」は「ご来店いただきありがとうございます」なのに対し、「May I help you?」は「お手伝いします(・∀・)」なのである。
これがどういうことかというと、インドで専門店系の店に入ると、ほぼ必ず店員が寄ってきて、「May I help you?」「What do you want?」なのである。
自分の場合、例えば電気屋に行く場合など、もちろん何かの目的を持っていくのだが、それと同時にその他にどんなものがあるか、ぶらぶら見ながら放浪したいのである。
しかし、こうやって店員にマークされるとそれができない。
「よってくんな、こっちは好きに見たいんじゃー」というのは心の叫びである。
ベトナムでも店員が寄ってくるが、こちらのマークは弱いし、来店時に寄ってくることは稀で、何かを探している様子を見かけて寄ってくるのである。
で、目的のものを伝えるとさっさと案内して、ものを選ぶとそのままレジに誘導されてしまうのである。
しかも売り場に案内されて品定めをしている間、隣でじっと見られていて、じっくり見たいのに、各商品に関してあれこれ説明してくるのである。
どれを買うんだとか、早く買えという圧力でないことは十分承知しているが、落ち着いてものを選べないことに変わりはない。
もう、インド人らしいアバウトさで放置しておいてくれよ…
さらに困ったことがある。
先日SDカードを買いに行った時、来店と同時に「May I help you?」とマークされ、SDカードのあるところに直行。
しかもその時は3DS用のSDカードが欲しかったのだが、インドには3DSというか、携帯ゲーム機はない。
そのため、SDカードのパッケージにもカメラ用としか書かれておらず、「これはカメラ用だからゲーム機には対応していない」の一点張りで、売ってくれないのである。
んなわけあるか。そんなもんカメラ(スチル)かビデオ(ムービー)かの単なる対応速度の違いだ(Class4だった)。
自己責任で使うから、てきとーなこと言ってないでとにかく売らんかい凸(-_-#)
と英語で言えなかったので、結局売ってもらえないまま、ラチがあかず何も買わずにその店を後にした。
わかってるんだよ。
彼らなりに親切で一生懸命なことは。
でも、いいから好きに見させてくれ、そして頼むから売ってくれ…orz
余計なhelpは要らないんだよ…
仕方がないので別の電気屋へ。
May I help you? What do you want?
I would like to buy a SD card.
For camera?
Yes!
と、即答で適当な返事をしてさっさと買ってきたw
ここでまたゲーム機用だというと、同じやり取りが繰り返されたのだろうな(- -;
本当は、最初の店で出てきたのはClass4で、後の店ではClass10が出てきた。
何のためにカメラ用か聞かれたのかはさっぱりわからないのだが、遅いので全く支障がないので、最初の店の安い方が良かったな…
まぁ、ともかく
「May I help you?」と言ってぴったりマークされるよりは、「いらっしゃませ」と言って、遠くから暖かく見守っててくれる方が、自分としてはありがたいのである。
売ってくれないってw 相変わらずインドネタは面白いですなぁ(笑
1年住んだらどれぐらいのネタができるんだろう。
3日ぐらいなら旅行に行ってもいい気がしてきたぞ(笑
一年住むと、それが当たり前になって、ネタがネタで無くなるかもしれませんw
とは言え旅行だけでは体験でこないこともあるので、ショートステイがオススメですw
おはようございます(^^
インドチームのマンマークは中々に厳しいのですね。
それを掻い潜るには華麗な個人技が必要だと言うのが分かりました。
華麗にスル―してくれるのが一番ですけどw
マークはとても厳しいです。
精神的プレッシャーが半端ありません。
それだけでなくまさかの購入まで阻止するほどのディフェンス力です。
ゴールを決めるために、用途を適当に伝えるというフェイントが必要になるとは思ってもみませんでした。
私 商売人の娘なので、「いらっしゃいませ」は好きな言葉なんですよ。
なので、May I help you ? ではない!と言い切りたいです。
そもそも「いらっしゃいませ」の前には「ようこそ」つまり
welcomeが省略されているってことをわかって欲しいですよねっ?
日本の繊細な「おもてなし」などに至っては、何万年経っても
決して理解されることはないのでしょうねぇ。。。
そうなんですよね。
あくまで同じ場面において使われる文句であって、意味する所は別なわけです。
なので、英語教育の場においても「May I help you?」 = 「いらっしゃいませ」ではなく、そこに含まれる意味を理解させるべきと思うのです。
言語は単なるコミュニケーション手段ではなく、そこに含まれる文化の違いを学ぶこともできると思うのです。
「おもてなし」自体を完全に理解することは難しいと思うのですが、それが良いものとして世界に認知されており、そこに学ぼうとする動きがあることは嬉しいことだと思います。
ベトナムのレストランでは、使い捨てではありますが、おしぼりが出てきますよw