* 写真と本文にはまったく何の関係もありません。
アバウト英会話の続きですが、おまけなので真剣に悩まず軽く読んでいただけたら、と。
⑦goとcome
日本語に訳すと「go」は「行く」、「come」は「来る」です。
大体合っていますが正確ではありません。
私はあなたのところに行きます。
は「I come you.」です。
ホームステイ先で
– Come here for dinner.
– Yes I go soon.
と答えて食卓に行くと、ご飯がなかったという話があります。
comeは両者が近づくイメージです。
goは離れるイメージです。
食事に合流するのではなく、すぐに出かけると解釈されたのですね。
蕎麦屋の出前を催促された時は、
「Going now.」ではなく、「Coming now.」と答えましょうw
⑧yesとno
「Yes」は「はい」、「No」は「いいえ」と習ったと思います。
が、この「はい」「いいえ」は、質問文に対する肯定否定ではありません。
肯定疑問文の時は、意識する必要はないのですが、否定疑問文の時は注意が必要です。
– Don’t you wear an underpants?
– No
と答えると変質者だと思われますw
日本語の場合であれば、
– あなたはパンツを履いていないのですか?
– いいえ(穿いてますよ)
という受け答えですが、この場合のNoは、質問に対する否定ではなく、穿いて「いない」という意味のNoだからです。
なので、「穿いているのか?」という質問に対しても、「穿いていないのか?」という質問に対しても、穿いている場合はYesと答えねばなりません。
上記では短縮しましたが、略さず言うと、「No, I don’t.」なのです。
don’t、つまり「していない」→「穿いていない」なのです。
外人に安村を教える時は注意しましょうw
⑨onとin
「on」は「上に」、「in」は「中に」と習ったと思います。
– I’m in the train.
– I’m on the train.
では、後者は電車の屋根にでも登っているのでしょうか?w
どちらも普通に電車の中にいます。
inは止まっている電車、onは走っている電車です。
inは例えば一緒に旅行に行く友達に「もう電車に乗っているよ(だから早く乗っておいで)」
onは例えば遠方の友達に会いに行く時に「もう電車に乗って(そっちに向かって)いるよ」ということなのです。
inは静的に、そしてまさに「中に」ですが、onは単に「上に」という意味ではなく、積極的にくっついているイメージです。
壁にくっついているのもon、天井にくっついているのもon、向きに関係なくスイッチもonです。
地球には重力がありますので、もちろん上に乗っている状態がもっとも自然なonであることは事実です。
⑩someとany
someとanyは、過去の戯言を参照してくださいw
日本語も難しいけど、英語もその感覚を掴むのは現地で暮らさないと
なかなか身につくものではありませんよね。
go とcomeは、落とし穴満載なんですよねー。
何度も失敗して、皆に「!」って顔をされて覚えていくのでしょうか…。
パンツのくだりですが…
Don’t worry, I’m wearing!が今は旬なフレーズかも。(笑)
この辺は単純に日本語からの置き換えができないところなので、ややこしいと感じる部分ではありますが、このくらいの間違いが問題になることはないです。
だいたいきちんと意味は汲み取ってもらえるので、時間をかけて感覚を掴めばいいのかな、ぐらいです。
自分もgoとcomeぐらいは感覚で分かるようになりましたが、他のところはどっちで返せばいいのか、一瞬迷いますw
回答に自信がない時は、誤解を防ぐためにもう一言補足するのがいいと思います。
間違えてgoと言ってしまっても、to youをつければ理解はしてもらえるし、
間違えてNoと答えてしまっても、続けてI’m wearing.と答えれば、きっと相手は安心してくれるでしょうw
安村、今なら海外進出できますw
お笑い芸って、言語や文化が違うと直訳してもウケないこととかありうると思いますが、安村は少なくとも意味はわかってもらえますw