The World Heritage – Ajanta ③


* インド出張中のため、水土の定期更新はしばらくインド記事になりますのでご容赦ください^^;
 月金記事はもうしばらくストックがありますので、ベトナム記事が続きます。
『太陽の峡谷』

『太陽の峡谷』 10 mm-1-4000 秒 (f - 11)

10 mm-1-4000 秒 (f – 11)

ひとまずアジャンタもハイライトは終わりましたが、ハイライトが全てではありません。
主に石窟内の仏像や絵を紹介してきたので、それ以外のところも幾つか紹介したいと思います。

 

『谷を越え』

『谷を越え』 15 mm-1-500 秒 (f - 5.6)

15 mm-1-500 秒 (f – 5.6)

アジャンタ石窟群は峡谷の崖面に作られています。
U字の峡谷の外側に石窟が彫られていますが、U字の内側に丘があり、橋でそちらに渡ることができます。
今回は時間がなくていけませんでしたが、丘の上から全体を眺めてみたいです。
エローラとともに、アジャンタにももう一度訪れたいと思う理由です。

 

『補修部材』

『補修部材』 10 mm-1-750 秒 (f - 4.0)

10 mm-1-750 秒 (f – 4.0)

1500年以上残っているのもすごいことですが、それでもさすがに劣化しているところもやはりあるわけで、補修もおこなれているようです。

 

『圧縮パノラマ』

『圧縮パノラマ』 10 mm-1-350 秒 (f - 4.0)

10 mm-1-350 秒 (f – 4.0)

パノラマ写真ではありませんw
魚眼一括撮影ですw
あとちょっとだけ画角が欲しかった^^;

 

『中期窟』

『中期窟』 10 mm-1-4000 秒 (f - 11)

10 mm-1-4000 秒 (f – 11)

アジャンタ石窟群は真ん中が一番古く、その次が手前側になります。

 

『後期窟』

『後期窟』 10 mm-1-8000 秒 (f - 4.5)

10 mm-1-8000 秒 (f – 4.5)

こちらは奥側の後期窟です。

 

『作りかけ』

『作りかけ』 10 mm-1-10 秒 (f - 4.0)

10 mm-1-10 秒 (f – 4.0)

第24窟は作りかけで放棄されています。
アジャンタ石窟群は実は未完成です。
でもそのおかげで、どのように作られたのか、よくわかります。

 

『完成間近』

『完成間近』 10 mm-1-20 秒 (f - 4.0)

10 mm-1-20 秒 (f – 4.0)

第23窟はさらに進んでいますが、この柱の外側の壁がまだ仕上がっていないようでした。

 

『未完成』

『未完成』 10 mm-1-60 秒 (f - 4.0)

10 mm-1-60 秒 (f – 4.0)

でも、仏像の間と仏像自身は出来上がっています。
ここまで作って放棄せざるを得なかったのは無念だったことでしょう。

 

『あとは仕上げ』

『あとは仕上げ』 10 mm-1-10 秒 (f - 4.0)

10 mm-1-10 秒 (f – 4.0)

こちらはさらに進んで、形はほぼ出来上がっていました。
残りは表面をなめらかにするのと、絵を描くことです。
入り口付近はすでに絵が描かれ始めていたので、彫り終わってから絵を描くのではなく、出来上がったところから並行して絵も描いていたようです。

 

今回は、でーんと大きなもの、それから閉鎖された空間での撮影になると予想されたことから、広角バカフィールドになると踏んでいました。
まさにそれは予想通り、でお気付きの方もいると思いますが、Sigma10mm Fisheyeが大活躍です。
8mmでも狭いと感じることがあり、ほぼ10mmFEつけっぱ状態で、撮影総数363枚(ブラケットカウントなし)のうち、実に215枚・約60%が10mmFEというバカっぷりですw

(何故10mmが8mmより広いかはこちらの画角比較を参照)

そして最長レンズが31mmと、これまたバカですw
特に10mmFEはその広さもですが、解放F2.8という明るさと、F4で絵がしまる為非常に使い勝手が良かったです。
SR暴走不具合が解消していない為、エローラ前半はSRオン/オフ混じっていますが、途中からSR入れっぱなしでだましだまし使っています。
暴走した画は削除していますが、今回は比較的暴走が少なくて助かりました。

今日の拾い物 〜見られる〜
「お前は見られている」が宗教。
「見られていなくても」が道徳。
「どう見ているか」が哲学。
「見えているものは何か」が科学。
「見えるようにする」のが数学。
「見ることが出来たら」が文学。
「見えている事にする」のが統計学。
「見られると興奮する」のが変態。

 

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The World Heritage – Ajanta ③」への10件のフィードバック

  1. おはようございます(^^
    作りかけにはとても興味あります。いかに完成形が凄いのか、余計に分かりますよね。
    人類が滅亡した後も、ずっと残って欲しい遺跡の一つです。

    「見て興奮する」純真な男子ですけど何かw
    あるいは「見てないようで見ている」純真な男子ですけどw

    • この作りかけから完成に持っていくことすら大変そうなのに、ここまで彫ってきた時間と労力を考えるとめまいがしますw

      この偉大な遺跡は、いつまでも残して欲しいですね。

      純真かどうかは興奮した後の行動次第ですw

  2. こんにちは
    Sigma10mm Fisheyeが大活躍するシチュエーションは、そうはないので、たっぷり堪能できたのは良かったですね。
    それにしても、途中で放棄せざるえない理由って、何があったのか興味がありますね。
    途中まで完成している所を見ると、尚更、そう思います。
    今日の拾い物 なるほどって思いました。

    • インドは、10mmが活躍する場面が多そうですw
      インド滞在中にどれだけ回れるかですが、割とかたまっているので、意外といけそうな気もします。
      先日もあるところに行って来ましたが、FA31を待機させつつ、ほとんど10mm/15mmで撮影しておりました。
      矯正された8mmよりも矯正しない10mmの方が、自分には好ましい画をはいてくれる気がしています。

      インドは、元々バラモンから生まれたヒンドゥー教、仏教が主流でしたが、ムガル帝国の時代にイスラム教以外を排除された歴史と地域がありますので、
      おそらくは、それと関係しているのだろうと思います。

      このあたりは詳しく知らないので、時間のあるときに少し調べてみたいと思っています。

  3. Fisyeyeを使ってすらもうちょっと画角が欲しかったとは、どんだけ広角好きなんでしょw
    あたしゃ DA15ですら持て余しているというのに(笑)

    • この時だけですよw
      普段はこれだけあれば十分ですし、たまに肘まで写るので、これ以上広いと常用は難しいですw

  4. 広角も追い求めるとキリがないのですね(笑)
    うちだと一番はDA15なんですが、風景などを撮っていてワイド感がもっと欲しいと感じることはあります。
    そこまで写っちゃうのかーと感じることもあったり、広角も難しいです。

    今年もお世話になりました。来年も宜しくお願いいたします。

    • ダテにバカを自称しておりませんw

      自分もだいたいDA15があれば事足りるのですが、時々もっと欲しいと感じます。
      風景というよりもこうした建造物系ですが。

      10mm魚眼はカメラを構える腕の肘が写りますよw
      油断なりません^^;

      そうか、うちの更新周期だと、これが年内最後の投稿になりますね^^;
      次の記事は新年です。

      こちらこそお世話になりました。
      引き続き来年も良いお付き合いをさせていただければと思います。

  5. askさんとは長い付き合いですね。
    この一年も楽しく交流できて良かったです。
    来年も沢山あそぼうぜー

    • 早いものです。
      って、毎年言っている気もしますがw

      そして未だに会ったことが無いというw
      是非ベトナムで会いたいものですw

      沖縄もまた行きたいなぁ~

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