ハノイ中心部にある高級マンション。
ではありません。
ここはホアロー収容所。
いわゆる牢獄です。
フランスの植民地時代、体制に抵抗するものを収容したところです。
その後植民地が解かれ、ベトナム戦争時にはアメリカ兵を収容していた場所です。
全体の見取り図です。
フランス統治下ではメゾンセントラル。
ベトナム戦争時には米兵からハノイヒルトンと呼ばれていたそうで、コレが欧米的ジョークなのかと。
先の見取り図もですが、実際に使用されていた時とは異なり、現在残している部分のものになっています。
今は元の半分を資料館として残し、残りの半分はハノイタワーと呼ばれている高級ホテル&レジデンスに建て替えられています。
ヒルトンではありませんが、まさにメゾンセントラルと化しております。
コ○ンのアイキャッチに出てくる扉を更に重々しくしたような扉です。
まさに、閉じ込められるというイメージです。
片足だったり、両足だったりしたようですが、こうやって拘束されていたようです。
ここは大部屋の風景です。
先の拘束具で拘束された囚人たちの人形が並んでいます。
レプリカではありません。
実際に刑の執行に使われたギロチンです。
死ぬ瞬間の苦しみを最小限にとどめる慈悲深い死刑の道具、だそうです…(^^;
日本じゃ絶対こんな資料掲示はありません(^^;
ギロチンによる死刑執行の模様です(^^;
当時の牢屋もそのまま資料として見ることができます。
中に入ることはできませんが、部屋の扉から部屋の中を覗くことができます。
時々人形がいるのでビビります(^^;
多分二人部屋です。
狭い部屋ですが、会話を交わせる誰かがいないと気が狂いそうです。
こればかりは単純に一人部屋がいいというわけでもなさそうです。
おはようございます(^^
こうして人が人を拘束して、生命を奪う。
身体の芯からぞわぞわするものを感じますね。
過ちは繰り返してはならないと心底思います。
そして今日の画像もある意味過ちですが、これはもっと昇華、発展させてほしいですw
歴史を紐解くと、中世に使われた拷問器具などが出てきます。
よくここまで残酷なことを思いつき、かつ実践できるものだと思います。
おそらく同じ人間だという認識がないのだろうなぁ…
こうした誤りは見ていて楽しいものですが、佐野るのだけは昇華、発展させてはいけません^^;
こんにちは
『重き扉』
ここへ入る絶望感を象徴する扉だなぁ~
拘束する道具や収容する部屋をみると、人間扱いしない冷酷感が半端ないですね。
bluemさんも書いてますが、ぞわぞわする感覚があって落ちつきません。
過ちは繰り返してはならないと、強く思います。
この扉をくぐることは絶望を象徴していたように思います。
単なる素材だけでなく、その意味合いに重みを感じました。
今では国際法で囚人の扱いも規定されているので、ある程度は改善されているものと思いますが、やはりどこかではこのような扱いもまだ残っていると思います。
歴史の証人の様な施設ですね。
こういうのは見たく無いと思いつつ、知ることも大事だと思う気持ちが交錯します。
正直入りたくないなぁ~
何せ単なる資料ではなく、実物が展示されていますので、重みと説得力があります。
ここは、国籍はわかりませんが、西洋の方が多く訪れておりました。