Pentaxのカメラは手ぶれ補正のためにセンサーを動かしますが、その仕組を利用した独自の機能が幾つかあります。
アストロトレーサーもその一つですが、リアルレゾリューションシステム(RRS)もその一つです。
通常は不足している情報を補完して得ている画像を、すべての画素で全ての情報を得ることで、補完を不要とし、より描写の細かい画像を得ることができます。
また、通常の撮影と比較して、4倍の情報を持ち、平均化されることで、ノイズも軽減されます。
ISO25600同士の比較です。
左がカメラの撮って出し画像、右がLightroomでの現像。
上が単写、下がRRSです。
RRSの方が明らかにノイズが少なく、解像度も高いです。
Lightroomだと更に低ノイズになります。
次に単写ISO25600とRRS ISO51200の比較です。
この辺りから彩度の低下がありますが、解像度がRRSの方が高く、ノイズも良好です。
同様にISO102400の比較です。
彩度はすでにどうにもなりませんがw
撮って出しは流石に破綻していますが、Lightroon現像の方は、解像度・ノイズに限って言えばいい勝負ではないかと思います。
RRS+Lightroomの場合、2段までは行かないですが、1.5〜1.7段程度は有利なようですね。
ただし、RAWで4倍のデータ量を必要としますし、有効な場面がどれだけあるかということもあるので、ノイズ低減だけを目的に活用するのはなかなか難しそうです^^;
そもそも三脚使用が推奨条件なので、低ノイズがほしければ低感度で撮ればいいという話もw
なので、ディテール描写を求める本来の使い方をすべきですね^^;
おはようございます。
PENTAXのカメラを使うようになり、その何とも言えないユーザー視点のモノづくりと言いますか、写真を撮るという事を良く考えて作っている事を実感している毎日です。
PENTAXバンザ~イ\(^o^)/
PENTAXを使っていて思うのは、
カメラに写真を撮ってもらうのではなく、カメラはあくまで道具であり、写真を撮るのは人であるということを強く意識させられます。
もちろんグリーンモードやPモードなど、自動のモードもありますが、細かい設定群からは、道具として、使い手の意に沿うようにとの思いがよく伝わってきます。
そういえば、リアレゾなんて機能がついていましたね。
すっかり忘れていました。
多分使うことないだろうな~
普段三脚を使わないので常用することはないですね^^;
が、この通り低ノイズ高精細な絵が得られますので、本当はもっと腰を据えて風景とか三脚使ったほうが良いのかもしれませんが…
撮って出しなら良いのかもしれませんが、RAWだとデータ量も4倍になってしまうので、なかなか難しいものです^^;