今日は珍しく扉に写真のない記事です。
普段からデジイチを持ち歩くのは全く苦にしていないのですが、
家族でプール等に行く機会がぼちぼちあり、
そこだけ撮れないことに難を感じていました。
そこで、防水デジカメを検討中で、現在気になっている機種を、
ネットで確認、店頭でチェック、試写させてもらい、
カタログをもらって帰ってきました。

以下、試写の比較です。
機種ごとの差をわかりやすくするために、
ISO1600固定、スポットAFで撮ってきました。
画作りはその機種の標準を選択しました。
ピントは全て1.5mの「m」で合わせています。
できれば絞り固定、NR無しにしたかったのですが、
あるのか無いのかどの機種も見あたりませんでした…
画角は出来るだけ合わせたのですが、微妙にずれていますが、
そこはご容赦を(^^;

全体の画的には総合的に見て３機種の中では好きなまとめ方です。
が、やや暗めに写っており、彩度も気持ち抑えてくれると、
自然かもしれません。

このサイズに縮小しても全体的にザラついているのが残念です(^^;
露出、色作りは３機種中、一番上手い気がします。

単に明るいせいかもしれませんが、３機種中もっともさっぱり系の色合いです。
しかし、にもかかわらず、壁の色が最も黄色い不思議な色作りです(^^;
WG-1ほどではありませんが、同じくざらついています。

以下、最高解像度での等倍比較です。
上から、または左から、SONY、PENTAX、Panasonicとなっています。

解像度の一番低いPanasonicが一番シャープに見えます。
一応35mm換算30mm付近で1/800なので、流石に手ブレでは無いと思いますが(^^;
しかし、よくよく見ると、実際一番ディテールを残しているのはPENTAXでした。
この辺はセンサーというより、レンズとノイズリダクションの
差のように思います。
あと、右側のところがわかりやすいのですが、
SONYが一番ノイズが綺麗に整列されています。

この一枚では「ADVENTURE PROOF」の文字が読めるのはPENTAXのみです。
ここでPanasonicとの逆転現象が起きています。
先ほどノイズリダクションのせいだと言ったのはこのためで、
おそらくPanasonicの方がノイズリダクションと同時に
シャープネスも強めにかけており、そのために
輝度差の大きい場面でシャープに描写するのだと思います。
そういう意味ではPENTAXの方が自然な描写のはずですが、
正直なところ画は荒れ気味に見えます(^^;
ノイズリダクションなのでしょうか？
特に輪郭部で散らされたような描写が気になります。
せっかくディテールが残っているのに、きたない印象です(~_~;)

これはいただけません。
個人的にPENTAX贔屓な自分でも湯気はいけません湯気は(^^;
Panasonicもちょっと湯気立ってますね(^^;

SONYはノイズが綺麗で上手に発色していますが、
やや彩度高めで、画素数の割に甘いです。
低感度でもこの甘さだと完全にレンズの性能限界で、
画素数の高さは単にデータサイズを肥大化させているだけですね。
追跡調査が必要そうです。
PENTAXはディテールを残し、
色作りは非常に好みなのですが、
何故こんなに散らしたような描写をするのか…
おかげでディテールが残っている割には
ぼんやりしてシャキッとしない印象です。
Panasonicは他2機種に比べバランスが良いのですが、
不思議なWBと高圧縮JPEGのような
ノイズの乗り方が気になります。
記録画素数をあえて12MPixelぐらいに落として
TX10を使うのが3機種の中では最も落ち着けるかもしれません。
どのメーカーも、センサー小さいのに、
画素数増やしすぎです(ｰｰ;)
せっかくセンサーの性能上がっているのだから、
もっと描写に力入れればいいのに…
10～12MPixelでも十分すぎるんだけどなぁ

今日の一言
地名的なエラーが見つかりました　　　　－取鳥県